暑さもだいぶおさまってきましたね。

今月もプチココンに、かわいいベビーちゃん達が集まってくれました！

ママの優しい手でマッサージされている間、みんなとっても嬉しそうでしたよ♪

ママ達もいい表情！

講師の松本先生と色々なお喋りをしているうちに

初対面のママ同士も仲良くなれちゃうんです。

マッサージの後の程よい疲れで、眠ってしまった赤ちゃん。

見ているだけで癒される光景です♪

次回10/10（木）11/14（木）　10:00〜12:00

手形足形のペタペタアート制作とスナップ写真のおみやげ付きで、参加費2000円

早めのご予約お待ちしています！

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さて、後半は出張スタイルで活動する助産師・府野尚美さんによる

「新米ママ・応援コラム１3」です。

 

 第１３回コラム 〜子育ては育ち合い 〜

こんにちは。助産師なおです。 

少しずつ日が短くなり、夕焼けが秋色に変わってきていますね。

夜になるとどこからか虫の音も聞こえてくるようになり、

秋の気配に心がホッと安らぐようになりました。 

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 

さて、新米ママ応援コラムを担当させていただいてから1年を迎えました。 

つたない文章ではありますが、お読みくださっているみなさまに励まされ、

どんな内容にしようかな？とわたし自身が毎回楽しませていただいております。

ありがとうございます。 

わたしにとってこの１年はあっという間だったように感じますが、

みなさんはいかがでしょうか？ 

同じ一年という月日の流れを、赤ちゃんの成長という視点から見てみると、赤ちゃんにとっての１年はとても大きいですよね。 

生まれてから日に日に成長発達していき、個人差はありますが、１歳のお誕生日には、

生まれた時から比べると身長は約1.5倍、体重は約3倍にもなるのです。 

人生最大の成長期とでもいいましょうか。 

身長・体重の他には、自分ひとりで立てるようになったり、

ごはんを食べられるようになったり、言葉も出てくるようになったり、

大人の言うことが何となく伝わるようになったり…と運動機能や情緒的にも著しく発達していきます。 

生まれてきて１年かけて、赤ちゃんはみんなその子なりのペースで驚くほどの成長発達がみられます。 

こんな風に見ると、子どものもつ育つ力って本当にすばらしいなぁ～としみじみ感じます。 

しかし、この成長は何も赤ちゃんや子どもだけではありませんよ。 

体の大きさや見ためは大きな変化はあまり見られないかもしれませんが、私たち大人もちゃんと誰しも成長しているものです。 

赤ちゃんが生まれた日は、あなたがお母さんとして生まれた日。 

つまり、赤ちゃんの月齢・年齢は、あなたの‘お母さん歴’ですね。 

今、お子さんは何ヵ月になりましたか？ 

赤ちゃんが生まれてから休むことなく赤ちゃんのお世話をし、一緒に過ごす日々。 

この日々の中で、子育てを通してお母さん自身も様々な体験をし、

親としての経験をたくさん積みながら、少しずつ親として成長しているのです。 

形としては目にはみえず自分では気がつかないかもしれませんが、

赤ちゃんの著しい成長と同じ位、あなたも‘母として’そして‘ひとりの人として’育まれてきているのです。 

この１年、もしくは赤ちゃんが生まれてから今日までの自分を振り返って思い返してみてください。 

きっと、ご自身の色んな変化に気がつかれることでしょう。 

赤ちゃんがいるからこそ体験できること、感じること、いっぱいあると思います。 

子育てって毎日想定外なことだらけ、かつ新しい日々のくり返し。 

思っていた以上に大変だし、ときには疲れ、くじけ、苦しくて逃げ出したくなることもあるでしょう。 

子育てに正解はありません。だからこそ、頭を悩まされることも多く、不安や心配を抱いていることもあるでしょう。 

でも、そういった一つひとつの経験をつみながら慣れていき、

一歩ずつ着実に前に進みながら、今日という日につながってきています。 

ひとりの‘人’である赤ちゃん。個性も性格もありますし、

どんなに小さくても自分の欲求や感情があります。

親の思うように願うようにはいかないのも当然ですし、一筋縄ではいかないもの。 

だからこそ、お母さんも泣いたり、困ったり、ふさぎこんだり、笑ったり、

嬉しくなったり、愛おしい気持ちになったり…色んな感情も自然と沸きおこり、

自分のこころの動きを味わうこともできるのです。

この感情の変化からご自身の新たな内面に気づくこともあるかもしれませんね。 

子育てをしながら、じつは、赤ちゃんやお子さんから気づかされることや

学ぶことの方が多いのではないでしょうか。 

気づきや学びは視野がひろがりますし、新たな発見にもなり、

人生を少しずつ深めてくれるでしょう。 

そう思うと、少し大袈裟な表現に聞こえるかもしれませんが、

赤ちゃんは私たちの先生=赤ちゃん先生ですね。 

これからもお子さまの成長とともに様々なことがあるでしょう。 

その時に、その子のもつ力を信じ、見守りながら、親も教えられながら、

親子共に育ち合いながら過ごしていけたら良いですね。 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。 

 

めぐりの森助産院　　http://megurinomori-jyosanin.com

 

府野さんのコラムいかがでしたか？これからも楽しみにして下さいね♪

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