赤ちゃんが歩き出すまでの1年間は、長い子育ての中でも特別な日々です。
あっという間に過ぎてしまうからこそ、たっぷり我が子を慈しんで欲しい・・・
そんな思いが込められた、松本聖子先生のベビマ教室。
今日もかわいい笑顔を沢山見ることができました♪
妹さんの付き添いで遊びに来てくれた、卒業生のお姉ちゃん。
いつの間にかお喋りが上手になっていて、びっくりしました!
さて、先月から始まった 助産師・府野尚美さんによる
『新米ママ・応援コラム』
皆さんの子育てが、少しでも充実したものになりますように・・・
第2回「秋を探してみよう」
こんにちは。
めぐりの森助産院の助産師なおです。
朝晩は清々しいさわやかな心地よい風を感じられ、季節はすっかり秋になりましたね。
空いっぱいに広がる青空や高い雲を眺めていると、自然と大きく深呼吸したくなります。
どこからか漂う金木犀の優しくて甘い香りに秋の訪れを感じた方も多いでしょう。
わたしはこの香りをかぐと、なんとも言えない懐かしさがあふれ、気持ちがホッと和ぎ、からだもゆる
んでいくのを感じます。可愛らしい小さなオレンジ色のお花もお気に入りです。この秋へと移り変わっ
ていく空気感が私は、とっても好きです。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
過ごしやすくなったこの時期におススメなのは、
お子さまと一緒にお散歩しながらの秋探検♪
赤ちゃんは抱っこしたり、歩けるようになったお子さんは手をつないだり、肌をふれあいながら、
いつも通っている道や家の周り、近所の公園などをよーく見渡してみてください。
きっとあちらこちらに秋を感じ、これまでとは違った景色が目に映ることでしょう。
「風が気持ちイイね~」「お空にふわふわの雲があるね」「きれいなお花が咲いているよ」
「葉っぱがヒラヒラ舞いながら踊っているみたいだね」
「お花の香りがするね。どのお花の香りかな~?」「これは、柿っていうんだよ」などと、
ママやパパが見たり感じたりしたそのままの気持ちを言葉にしてお子さまに伝えてみたり、
お子さまの見ているモノを、ママやパパの言葉で語ってみたりすると、
お子さんも一緒に感じられることでしょう。
また、落ちているどんぐりや木の実を拾ったり、歩きながら落ち葉の音を楽しんだり、
色んな葉っぱの色や大きさ・形を見比べたり、
持ち帰った木の実で制作してみたりするのも良いですね。
草木で遊んでいると時には秋の虫に遭遇することもありますし、
夜になるとさまざまな虫の音色もきこえてきます。
日常の中には季節を感じることが本当にたくさんあります。
本屋さんや図書館の特集コーナーでは、秋にまつわる絵本もたくさん紹介されていますので、
お散歩の前後にお家で絵本を読んだりすることもおススメです。
こんなふうに「親子で一緒に体験を共有する」って、実はとっても大切なのだそうです。
山陽学園大学教授であり、カウンセラーである近藤卓先生は、
「想像力を育む共有体験が多ければ多いほど、子どもは生きていることの素晴らしさを
五感や皮膚で感じ取って情緒豊かに育っていく」「乳幼児の頃から繰り返される共有体験を通して、
自分はここにいてよいのだ、自分は生きていてよいのだ、つまり、自分のいのちは本当に大切だ、
と思える基本的自尊感情が確実なものとなっていく」と言います。
小さいころから親子で一緒に見て・感じて・語りながら、感情や体験の積み重ねにより、
お子さまは安心感と情緒が育まれ、生きる力となっていくのですね。
大人にとっては何気ない季節の変化でも、お子さんにとっては新しい発見の連続です!
全身で自然にふれ、遊びながら、たくさんの刺激が得られ、五感がどんどん育まれていきます。
ママもパパもお子さまと一緒に体感しながら、子どもの頃に戻ったように無邪気に秋を
堪能してみてくださいね。ママやパパの笑顔や楽しむ姿は、何よりもお子さまにとっての
ココロの栄養ですからね。
それでは、素敵な秋をお過ごしくださいませ。
来月にまたお会いしましょう。
めぐりの森助産院 http://megurinomori-jyosanin.com
府野さんのコラムいかがでしたか?これからも楽しみにして下さいね♪
次回以降の予定は 11月8日(木)10:00〜12:00
12月13日(木)10:00〜12:00
参加費は2,000円
メッセージボード作りとスナップ写真のプレゼントがついています。早目の参加予約 お待ちしております!
プチココンHPはこちら https://petitcocon.biz